メディカルイトウ

メディカルイトウの取り組みについて

iPad薬歴の導入

iPad薬歴の導入

患者様に薬剤投与を行った場合、指導の要点等を記録として残さなければなりません。 当社では全店舗 iPad 薬歴を採用しています。

最大の利点はその軽さによる携帯性にあるかもしれません。
患者様のデータに、すぐにアクセスできますので、薬歴を見ながら調剤でき、患者様のそばで薬歴を見て、隙間時間に記載して、見せながら説明してと時間と場所に縛られることがありません。

薬歴をしっかり記載しつつ、記載時間の短縮を実現できます。 記録時間が短くなれば患者様とのコミュニケーションに時間をかけられますので、結果的に薬物療法の向上が期待できます。

吸入薬など口頭での説明が難しい薬剤がありますが、説明の動画を再生して見ていただいたり、用意された資材を見ていただくあるいは必要になるであろう資材をあらかじめ用意しておき、見ていただきながら、重要なところをマーキングし、そのまま印刷してお渡しするという使い方も可能です。

実際、使用している薬剤師からも、普段からiPadを使い慣れているので、操作が持ち運びができ、患者さんと話をしながら確認ができるので使いやすいといった声が出ています。

実践的な研修会

実践的な研修会

対人業務を行うための基礎として薬物の知識が必要になります。 当社では実務に速効性のある研修会を企画、開催しています。

具体的な内容については、「薬の特徴について」、「副作用について考える」、「患者様個別の薬物療法について考える」など、通常時は、グループワーク形式で研修会を行います。

グループワークでは、主に症例検討を行います。 グループごとに考えたものをさらに全体で考えて行くことで自分にはなかった視点からの意見も聞けて幅が広がると好評です。

新型コロナの流行で集合研修が難しい場合はZoom研修を行っていました。 制限はあるものの、事前準備など工夫でカバーしています。

服薬フォローアップ業務

服薬フォローアップ業務

薬機法により 薬剤師は投与時のみならず投与後の服薬期間のケアも行うと義務付けられています。
投与後、正しく服用できているか?副作用がでていないか?
これらは早く把握できた方がよいものですので、一定期間の後、電話等で確認するという業務になります。

しかし、義務化されたとはいえ、どのようなことを行えばいいのかなど迷う点が色々出てきました。
そこで、当社では服薬フォローアッププロジェクトを立ち上げ、全薬剤師にフォローアップ報告書を提出してもらい、それをまとめて、共有することで、どういう事例がフォローアップに適しているのか、問題になりやすいのはどんな状況か、などを予め想定できる仕組みを作りました。

結果として、自分がフォローアップを行う際の参考になり、その後のフォローにつながっていくことになりました。 また、アンケートなどで調査を行い、障害や問題があれば会社として解決していくシステムにしています。

弊社では、電話以外の方法としてLINEを用いたフォローアップも行っています。若い方にはLINEで気軽に相談できると好評です。

在宅業務

在宅業務

訪問による薬剤管理指導業務は地域医療の中核となる業務です。
当社では現在宮調剤薬局、さくら薬局、いとう薬局亘理店、船岡調剤薬局、甲子調剤薬局の5店舗で実施しております。

自力で来られなくなった患者様に対し、薬剤を配送し必要な管理や指導を行っています。

生活スタイルに合わせた薬剤の変更提案や服薬効率を上げる剤形への変更提案など、薬剤師の職能を発揮し医師と連携する場面は多いです。また、ケアマネージャーへの情報提供による専門職への橋渡しなど、患者様の生活を維持するために貢献できることは多いと思います。

患者さん(ご家族)・介護職と医師との架け橋としての役割を担っています。